ARIES: A Transaction Recovery Method Supporting Fine-Granularity Locking and Partial Rollbacks Using Write-Ahead Logging (1992)
ARIES(Algorithm for Recovery and Isolation Exploiting Semantics)は、ログ先行書き込み(write-ahead-logging, WAL)によるSAVEPOINTまでの部分的なトランザクションのロールバック、レコード単位のロック、回復のためのアルゴリズムである。 ログの対象と粒度はページの更新であり、レコードには単調増加するLSN(Log Sequence number)をわりあてる。 レコードは直前の更新のレコードへのポインタであるPrevLSNも含み、あるレコードから以前の更新のレコードへ遡行できる。
ロールバックやリスタート時の更新は、通常時の更新とは別に、保証ログレコード(compensation log record, CLR)に記録される。 ARIESのCLSに記録された更新はUNDOされない。 一方、IMS, AS/400, DB2のCLSは、あるトランザクションが何度もロールバックされると、対応するCLSの更新をUNDOすることがある。